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代表の挨拶
『経営指針』・・・少子高齢化に取り組む
社会(官・民機関)が長い間、苦悩し・模索し続けながら今まで回避してきました。もはや、避けて通れぬ“待ったなし”の問題を官民一体で解決しなければなりません。日本のあちこちで“限界集落”が始まっています。基盤整備をどうするのか?「少子高齢化」。2016年4月1日現在、15歳未満の子供の数は35年連続で減少しております(総務省統計局の人口推計)。今、有効な手を打っても、もはや誰にも止める事は出来ないのかも?・・・蔓延する負のツケを次世代に残す事になります。私どもは個々の問題として何か一つでも小さな第1歩を踏み出すには、何が出来るかを模索して来ました。
『ゆり籠から墓場まで』
130万人対101万人?この数字は何だろう。130万人は死亡者数です。101万人は出産数です。新聞、マスコミ等で知りビックリしました。少子高齢化問題が抱える深刻さに、ただただ唖然とするばかりです。出産率を上げる事に協力する事は中々大変な事ですが、せめて「終活」に係わる仕事に注視しました。団塊の世代(昭和22年〜24年生まれ)の対象者は806万人います。この世代が定年を迎えています。また、私生活でも家族構成の消費動向が良く話題になります。その特徴は「孫」が扇の要になっている状況です。最近はこんな話も聞きます。「孫破産」孫の財布は祖父母が担うのが定着しております。外出時、祖父母が大部分を担います。孫には父母が付き添っているからです。しかし、介護施設で苦しんでいる多くの高齢者がいる。と言う現実も忘れてはいけません。調査の結果、東京(首都圏含む)に住んでいる団塊世代の多くは地方出身者で次男・三男等が中心です。自分の子供が成長し孫が生まれ、そして一家族が形成されます。団塊世代の多くは還るところがありません。(還る:故郷には自分のお墓が無いという意味です)団塊世代は国内でも(職場・職友)は勿論、世界中に於いても全ての「場で、競争して」生き延びてきました。そして今の幸せを掴んだのです。せめて“安らぎ”の場を提供するのが何よりの償になるのではないでしょうか。団塊世代及びそれ以上の人ならば誰もが“死後”の事を考え始めております。
窮屈なお墓、高い土地、高い墓石、承継者がいないお墓・・・こんな事は絶対にあってはいけません。
せめて、広々とした里山、自然との共生、自然に還る!それは最大の喜びです。そして最大の贅沢です!・・・思い出してください。自分が育った故郷を、そして子供のころを、周りはどこを見ても“夕焼け小焼け・・・赤とんぼ”の世界でした。畑があり、田んぼがあり、小川のせせらぎがありました。
・・・〜風になる〜樹木葬・・・ココには故郷があります。
■株式会社 ソメヤデザイン 代表取締役社長 染谷惠子 |
■一般社団法人 日本樹木葬管理センター 代表理事 染谷尚男 |